今年もレポ総集編をお届けしまーす。
(書きかけが多いなあ…力尽きてる感満載。書こうと思っていて書いていないのも多いし。やっぱりレポは勢いあるうちに書くのがいいですね。反省。)
【演劇】
去年もですが、今年も、観劇数はかなり絞りました。ライブに割合を割きたかったというのもあるんですが、やっぱり大きな理由の一つは震災で。震災直後のタイミングで仕事の契約
(派遣契約)が切れてしまってから、なかなか次の仕事が決まらなかったのもあって、先々の収入への不安から、チケット代を出す事をためらってしまったのですよね…。
(演劇のチケットって、下手すると半年先の公演だったりするのです。秋の観劇数が少ないのは、初夏の頃まで仕事が決まらなかったためで…わかりやすいですね)
やっぱり、演劇のチケット代は高いです。
でも、"高すぎる"とは思わないんですけどね。それだけのものを見せてもらってると思っているし、金額には納得しています。ただ、
それを見せてもらうには、私も"それなりに生きる努力"をしなくては、エンターテイメントを楽しもうとするのなら、それに見合うだけ自分が頑張って、自分の中の贅沢な御褒美としての存在であるべきなのではないかなあ、と改めて思った次第です。
ま、エンタメに、べき論とか良くないんでしょうけど。。
自分の中の線引、というか、そんな感じです。
安穏と、のんべんだらりと過ごしていて、楽しい事だけ享受したいなんて、都合よすぎますもんね。だから働くのです。新しい世界が見たいから。それが生まれるその時、自分も立ち会っていたいと思うから。
と、まあ、そんな今年の観劇作品は以下。
02/04:真心一座身も心も『流れ姉妹 たつことかつこ〜エンド・オブ・バイオレンス〜』
02/25:劇団イナダ組『第3柿沼特攻隊』@新宿・紀伊國屋サザンシアター
03/04:NODA・MAP 第16回公演『南へ』
04/17:PARCO & TOKYO GLOBE THEATRE presents 『芝浦ブラウザー』
05/06:劇団☆新感線プロデュース「港町純情オセロ」
05/08:劇団☆新感線プロデュース「港町純情オセロ」
06/25:ベッジ・パードン
06/26:ベッジ・パードン
07/09:ウーマンリブVOL.12 「SADSONG FOR UGLY DAUGHTER」
07/31:ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』
08/24:劇団☆新感線2011年夏興行 いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人』@梅田芸術劇場
08/27:現代能楽集VI 『奇ッ怪 其ノ弐』
10/08:劇団☆新感線2011年夏興行 いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人』@青山劇場
12/10:演劇集団キャラメルボックス 2011クリスマスツアー「流星ワゴン」
わー、イナダ組観たのって今年か!うわー…。
やっぱり、新感線ファンとしては、掛け値なしに
「髑髏城の七人」なのですが、これはある意味比較対象にならないので除外で(笑)。
「港町純情オセロ」にも格別の想いがあります。橋本じゅんさんが俳優人生を左右する大怪我から復帰した、大事な作品ですから。
「完全復活だー!!!」というオセロのセリフに、じゅんさんの姿を思いっきりダブらせたし、そういうセリフを書いた脚本の青木さん、そういう演出をしたいのうえさんに、じゅんさんへのありったけの愛を感じたのです。
そして、やっぱり、震災直後の作品だっただけに、舞台に立つ役者さんの姿、幕が開く事、幕が下りる事、大音響がホールに鳴り響いて、笑い声やすすり泣きで会場がひとつになる瞬間… ひとつひとつが感動してしまったのです。感動、っていうのも変かな。なんか、とにかく、心にひとつひとつが、音を立てて落ちていく気がしたのです。重力があったというか。さらに、カテコに流れたこの映像、粋な事するなあと思いましたね。
あとはやっぱり
「南へ」かな…。
作品として云々、というよりも、この作品がこのタイミングで上演されていたという事が何よりもショッキングで、野田秀樹恐るべしと思ったのです。
(もともとは火山の噴火だけど)大地震、地震予知、マスコミの扇動、真実と虚構… 見る側もショックだったけど、演じた側、制作した側のショックも物凄く大きかったと思うし、あの環境下で再度幕をあげる事へは、勇気もパワーも必要だったと思うのです。何より、悩みに悩みぬいたのではないかと思うのです。
演劇人として、一人の人間として、今出来る最善の事は何か。
ステージに立つ仕事の人たち、TVにしろ舞台にしろ、ライブにしろ、あの時はみんな悩んで自分を見つめ直していた時期だと思うのです。その結果出した結論については、私は全ての結論を支持します。だって、そこには全て、覚悟があるはずだから。
私は、幕をあげてくれて、ありがとうって思いました。不謹慎だなんて、全然思わなかった。一人でもお客様が来るなら、幕をあげるのが使命。野田さんはそう語ったそうです。海外にいた蜷川幸雄さんは、すぐに日本に戻ったと言います。この未曽有の大災害の時に、自分がその経験をしないなんて、演劇人として、表現を作る人間として、どうかしていると。
これって、興味本位かよって不愉快に思う人もいるのかもしれないけれど、ただありのままの全てを自分で受け止めようとしているだけなのだと思うんです。
少しでも多くのものを受け止めたい。
蜷川さんの貪欲さに、自分のよわよわした心を、ビンタされたような気持ちになったものです。
今年は、じゅんさんをはじめ、キャラメルボックスの西川さん、中村勘三郎丈など、柱となる役者さん達が次々と大病や大怪我を患い、そこから見事復活してくる様を目撃できた一年でもありました。
ここからも、覚悟を背負った人間の生き様を、教えて頂いた一年でした。
さて、ライブ。
【ライブ】
01/09:岡崎司WORKS LIVE VOL.4@池袋アムラックスホール
02/03:南南東に進路を取れ@Live&Pub shibuya gee-ge.
02/10:SKOMB「昭和をメタル」発売記念ライブ@SHIBUYA BOXX
02/19:THE SASAKI OSAMU ONE MAN SHOW 2011 〜クールなシャウトでぶっ飛ばせ〜
03/20:大震災救済ライブ「STAND UP」
04/15:SCRIPT LIVE 2011 〜for the first time ,"Yeah!!"〜[振替公演]
04/19:東北地方太平洋沖地震災害支援チャリティコンサート「ぼくたちはひとりじゃない 〜 We Live Together 〜」
04/22:OTODAMA ROCKS! Vol.2
05/07:『under the moon vol.1』@Shibuya gee-ge.
05/28:UHKWウルトラハッスルカッコウィー!3rdハッスル
06/25:THE SASAKI OSAMU ONE MAN SHOW 2011 vol.2 〜僕らのパレードの日に雨なんて降らないのさ〜
06/27:音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2011 「想いを風に乗せて」
07/03:『LIVE 我は海の子 2011』@江古田マーキー
07/16:『Cyclone Burst vol.4』&『King Treasure vol.5』@LIVE HOUSE D'
07/17-07/18:音繋空間special 2day's“summer vacation”inリトルビレッジ
07/20:『under the moon vol.4』
08/06:「ピースフルライブ」@吉祥寺Planet K
08/20:SCRIPT LIVE 2011〜There ain't no cure for the summertime blues〜
08/27:『別冊UTA-KAI 前昼祭part.2 1000組の笑顔への道』@アウトレットパーク多摩南大沢(17時の回)
09/03:別冊UTA-KAI vol.44 〜手と手は音を繋げ合う〜
10/22:THE SASAKI OSAMU ONE MAN SHOW 2011 vol.3 〜スパーキングな夢を見ようよ今夜〜
10/28:TEDDY-PARTY.net presents 『アコースティックフライデー』
11/05:Another Clover present's 音繋空間 「the special bros summit vol.2」
11/11:歌姫楽団 ワンマンライブ〜最終章〜 「色は匂えど 散りぬるを...」
11/12:TEDDY-PARTY.net presents 『テディパ 〜秋歌〜』@恵比寿Switch
11/26:Ricken's25
12/09:TEDDY-PARTY.net presents 『アコースティックフライデー』
12/11:SCRIPT LIVE 2011 -December's Boudoir-
12/31:PLANET COUNT DOWN 2011〜2012 第二夜
いやー…あらためて、よく行きましたなこんなに!
演劇関連が殆どなく、ほぼササキオサムさんのライブですよ。大好きすぎるな!自分でもビックリする…。
何といっても今年の大きなトピックスは、
SCRIPTの活動休止の発表でありました。
こうして振りかえると、ササキオサムソロライブが増えていったり、お一人で遠征されたりしていた背景には、活動休止という重い決意があったのだなあと、気付かされることも、ところどころあったりして。
SCRIPTの今年のワンマンは色々不遇で、
常に「大きな覚悟」を抱えた状態での公演だったのではないかと思います。3月のワンマンは震災の翌日にあたってしまい中止。4月に振り替え公演ができたものの、平日だったので来られないお客さんも多かったし、SCRIPTとしてもきっと持ち出しの多い公演だったのではないかな…。8月のワンマン、この頃にはきっとひとつの結論が出ていたのではないかと、今にして思えば想像してしまうくらい、お二人に不思議な距離感を感じるライブで、私でさえも、よくわからない不安をかきたてられていました。收さんの喉の調子もあまり良くなくて、收さんのSCRIPTへの意気込みがビンビン伝わってくるだけに、なんだか可哀想でした…。
そして12月のワンマン。活動休止発表後だったので、とても気を使ったのではないかなあ…。ライブの内容は素晴らしかったし、何一つ文句はないのだけど、お二人の心中を察するだに、なんだか息苦しくなってしまいます。
私は、お二人それぞれの音楽もお人柄も才能も、それぞれに好きです。そして、お二人が一緒に作られるSCRIPTという世界が、とても好きです。
以前、SCRIPTが事務所を離れるにあたって、オフィシャルサイトに寄せた文章には事務所とファンに包まれて、「居心地の良い場所」と書かれていました。ファンからしても同じ事です。SCRIPTが落ち着くのです。
目に見えるところ、見えないところ、それぞれのソロワークが落ち着いたら、またSCRIPTとして活動して下さるでしょうか。
悲しい想像は、もうたくさんしました。
現実がそう甘くない事も知っています。
それでも「僕は、夢を見ていたいよ」なのです。
それはそうと、来年はUHKWは無いのでしょうか…
さみしいなあ〜。